おすすめの本

おすすめの本

 

今回はもうグッズっていうのが非常に微妙ですけれども(苦笑)

 

おすすめの「本」になります。

 

こちら。

 

 

 

室伏広治の著書『ゾーンの入り方』です。

 

この本は、あのハンマー投げ金メダリストの室伏広治自身の集中法やトレーニング理論について書かれている本で、

 

特に僕ら社会人プレイヤーにはもちろん、中高の部活生などなどにも広く、

 

“自主練として何をやるか”

 

のヒントになるような内容が盛りだくさんになっています。

 

 

特に僕自身が今回の文脈において、この本の記述の中で共感しているのは、

 

・身体を(トレーニングに)慣れさせない

 

っていうところです。

 

単純な反復運動のみを行うのではなく、新しい刺激だったり、不規則な動きだったりを常に入れ続けてて、即興的な「反応」を鍛えることを重視しているところです。

 

 

なので、このサイトでも紹介しているようなインターバルトレーニング(HIIT)みたいなものって、やり始めって実はものすごく効果を発揮するんですけど、

 

2か月とか3か月とか継続してやっていくと、同じ動きだともうその動きに身体が慣れてしまって、そのまま継続しても単調な反復になってしまってトレーニング効果が落ちてきます。

 

なのでその段階で、動作の種目を少しずつ変えて新しい動きを取り入れて、変化をつけていくっていうのが実は競技パフォーマンスの向上にとっては重要ですし、

 

フットワーク強化の練習方法でお伝えした「サッカーの練習」に関しても、ボールの動きをやっぱり完璧にはコントロールできず、“不規則な動き”を身体に刺激として入れることになるので、そういう点で見てもトレーニング効果が高いわけです。

 

 

ということで、この本は1冊800円程度で“金メダリストの理論”を学べる非常に貴重な本です。

 

タイトルは『ゾーンの入り方』ですけれども、本に書いている内容を一言一句読み逃すことなく、そして全て実践して自分の中に行動指針として取り入れることができたら、

 

これはもう競技パフォーマンスの向上、なんていうものが霞んでしまうくらいに、ものすごく大きなものを手に入れることができます。

 

文字通り、「ゾーンに入る」ので、それはスポーツのみに留まらず、日々の集中しなければならない場面全てにおいて最高のパフォーマンスが出せるようになれば、

 

人生そのものがガラッと変わるといっても全く言い過ぎではないですよね。

 

 

事実、僕自身は20代前半の頃に会社から独立して起業するためにビジネスを学んで、その後26歳でそれまで勤めていた大企業を退職し、起業しました。

 

それまでの過程の中で、必要なことは(ここにはとても書ききれないくらい)たくさん勉強したし、実践してきました。

 

実はこの室伏さんの本も、バドミントンのトレーニングのために買ったわけではなく、あくまでビジネス書の一つとして以前購入したものです。
(この本のカテゴリは「ビジネス書」ですからね。)

 

それをバドミントンにも応用した結果、圧倒的な上達に至っているというのが実際の流れで、

 

少なくとも僕自身の人生は、この本だけの影響というわけでもないですけれども、知識という形でも“新しい刺激”を入れ続けているからこそ、

 

バドミントンにおいてもビジネスにおいても、日々成長することができ、実感として幸せな人生を送ることができているのだろうなと、そう思うのです。

 

 

ということで、この本はバドミントンの技術上達やトレーニング理論という枠を遥かに超えて、おススメできる一冊になります。

 

あと、最後の方で書かれている「室伏流エクササイズ」というのが、普通の思考で考えたら“謎すぎて”めちゃめちゃ面白いです(笑)

 

「ドアの取っ手を全身で掴む」

 

とか、

 

「バーベルの代わりに空気を使う」

 

とか(笑)

 

普通に考えたら謎だらけのエクササイズなんだけれども、それにもちゃんとした理由があり、どれも応用すればバドミントンに使えるな、というものばかりです。

 

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