カスタムエッジVer2.0 タイプZ

カスタムエッジVer2.0 タイプZ

GOSEN(ゴーセン)のバドミントンラケット、

 

「カスタムエッジVer2.0 タイプZ」

 

のレビューになります。

 

同じシリーズ(カスタムエッジ)のタイプKを使い始めてから、すっかりゴーセンラケットのファンになってしまった管理人ですが、今回はタイプKよりも更にヘッドヘビー仕様のタイプZを買ってみました!

 

ゴーセンのラケットマトリクスによると、僕が個人的にかなり重いと感じているタイプKよりも、更にかなりヘッドヘビーに位置しています。

 

シャフトの硬さは、タイプKよりは僅かに柔らかいものの、それでもかなり硬い位置付けになっているので、

 

使用するとしたら、男性上級者レベルの人がメインになるんじゃないかと思います。

 

男性上級者向けであるにもかかわらず、色が超ショッキングピンクというアンマッチな状況からか、

 

ネットでは半額近くに値下げされ、近くの専門店では定価25,000円が、なんと10,000円まで値下げされている店まであり、

 

つい勢いで、気付いたら3本も購入していたのが、何を隠そうこの僕です(笑)

 

 

↓証拠写真(笑)

 

 

さて、証拠写真を載せたところでなんだか違和感を感じないだろうか?

 

ショッキングピンクのラケットにオレンジのガットを張るセンスは取りあえず脇において頂いて、、、

 

「真ん中のラケットだけ明らかに色違くね?」

 

と感じたあなたの違和感は正しいです。

 

 

写真うつりのせいでも、目の錯覚でもなく、
明らかに真ん中のラケットだけピンクの色が濃いです。

 

ちなみに、左と真ん中は僕のラケットで、左はネットで購入したもの。

 

真ん中と右は、近くの専門店で安売りしていたので2本まとめて購入したものです。

 

 

ショップで軽く握って振った時点でもう明らかだったんですけど、

 

真ん中の色の濃いラケットだけ「明らかに重い」です。

 

ショップにはラケットの在庫が4本おかれていて、薄い方のピンクと重い濃いピンクが2本ずつでした。

 

 

ラケットの重さはスペック上では88g(3U)が公式の数値で、これはタイプKと同様です。

 

実際に重さを測ってみました。

 

(同様の条件で測るため、同じゲージのガットを張った状態でグリップは2重巻にしています。)

 

タイプK → 98g
タイプZ(左) → 98g
タイプZ(右) → 98g

 

上記3つは1g単位で全く同じ値でした。
(スペック値より10g重いのは、グリップを2重にしているのとガットを張っている分だと思われる)

 

が、真ん中の明らかに「重い」と感じたタイプZは、なんと「102g」!

 

他のラケットに比べて4gも重い値でした。

 

この4gの違いは、どんなに鈍感な人がスイングし比べたとしても、絶対にわかるレベルの違いです。

 

 

全体の重量が4gも異なってくると、これは製造誤差という範囲を大きく超えている数値です。

 

ちなみに、GOSENはYONEXみたいに同じラケットで重量規格を分けて製造しているわけではないので、
(YONEXのハイエンドモデルは、3U&4U、2U&3U、など2種類の重量規格で製造しているラケットが多い)

 

もしかすると、ラケット自体が「偽物」である可能性もあるし、
(さすがに専門店で買ってるからそんなことは無いと思うけど。。)

 

何らかの事情で規格外の製品が出荷されてしまっていた、という可能性もあるかもしれません。

 

 

そういうことなので、ここで書くレビューは「規格外」の重い方のラケットではなく、薄いピンクの規格内に収まっていると思われるラケットの方なので予めご注意くださいませ。

 

 

使用感

 

上記にも書いていますが、スペック的にはタイプKよりも更にヘッドヘビーということですが、

 

実際に振ってみると、

 

「なんだよ、思ったほど重くないじゃん。。」

 

というのが正直な感想です。
(むしろタイプKの方が振った感じ重いんじゃないの?というくらい)

 

硬さに関しても、確かに硬いですが、これもタイプKほどではありません。

 

個人的には、タイプKよりも更にヘッドが重い、ヘビースマッシュが打てることを期待していたんですけど、

 

そういう感じは全くありませんでした。

 

むしろ、程よく硬く、程よい重さで、

 

「逆に使いやすいじゃねぇか!」

 

という謎の満足感を得るという、不思議な結果になっております(笑)
(なので、結果的に3本も購入したわけですよ)

 

 

決して軽いわけではないので、スマッシュの威力も出ますし、

 

決して重すぎるわけではないので、操作性も良く、コンパクトにスイングすることも簡単で、ドライブ戦でも引けを取らない。

 

スペック通りの「ヘッドヘビー」を期待しているなら、おそらく期待外れになるんじゃないかと思いますが、

 

個人的には、それが逆に使いやすくもあって、今までメインで使っていたタイプKよりも、最近ではタイプZをメインで使うことが多くなったくらいです。

 

そのくらい、

 

“期待通りではないけど、逆に使いやすい!”

 

という不思議なラケットだと思います。

 

 

 

ゴーセンの公式スペックだと、どうしても「やっぱ力の強い男性じゃないと扱えないでしょ」という感じなんですけど、

 

実際の使用感では、女性でもスマッシュに自信のある人なら全然問題ないし、むしろドンピシャで使いやすいんじゃないかと思います。

 

(現に、僕が購入した3本のうち、1本は妻が「使いやすい!」といって使っているくらいなので。)

 

 

ただ、前述のとおり「規格外」のラケットが専門店にも流通している事情を考えると、強くおすすめできないのも事実です。
(重さを求めているなら、規格外の方が断然おすすめですけどね・笑)

 

購入を検討する場合、このラケットに限っては多少面倒でも実際にショップに行って手に取って振ってみることを強くお勧めします。

 

ですので、今回のタイプZは通販リンクは載せませんのでご容赦くださいませ。

 

 

以上、カスタムエッジVer2.0 タイプZのラケットレビューでした。

 

 

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